2020年4月14日火曜日。
時は休校前。弁当活動、そして学校活動が営まれていた日常の備忘録。
岡本家の新しい1週間が始まった。
家族の朝のルーティン活動、週1弁当番長活動が始まって5年目と2周目を迎えた朝。
次男セーマンからバトンを引き継いだのは、次女みーたん。
新中学3年生。いよいよ今年度受験生となった
いよいよ今年度受験生となった14歳女子。
弁当番長はおそらく部活動の立ち位置。
柔道と同じく夏まで弁当作りは続けると意気込んでいた柔道女子。
中学2年の終盤あたりから、徐々に勉強量、宿題量が増えた気がする。
課題をこなすのに精一杯になってきた。
強い睡魔と戦いながら、やっとの思いでその身を奮い立たせ、慌てて持ち場につく中3弁当番長。
おそらく彼女を支えているのは「完成度」より「やると決めたから」というパッション。
テーマは「タマネギ」
彼女は決めていた。
タマネギといえば、、、、
オニオンリング。
読者の方々からのご提案が決定打となり、いざオニオンリングへと舵を取る。
寝坊し慌てふためいていた柔道女子。
とはいえ、苛立つこともなく、ただただ動きが迅速だった。
現状として、実施されるか分からない初夏の柔道大会に向け、
体重制限を始めていたことにより、
おそらく彼女の中の何かが研ぎ澄まされていたのかもしれない。
オニオンリングを仕上げたあとは、卵焼きに取り掛かった。
卵焼きといえば、柔道女子みーたんの真骨頂。
テーマはタマネギということで、
レンチンした甘いタマネギとゴマを卵液に加え、
卵焼き器を横に使い、より長い卵焼きを作ることを試みていた。
全員分のお弁当作り。
自分たちが決めたこととはいえ、そのボリュームはなかなかのもの。
シンプルな料理でも、何気に思った以上のてまひま がかかるもの。
「あ!昨日セーマンのタルタルソース、あれ、美味しかったんで、オニオンリングにかけさせてもらってもイイですかね?!セーマーーーーン!タルタルソース、もらってイイーーー?」
___どうぞ!どうぞ!逆に嬉しいー!使ってもらってありがとうございますーー!
そして完成した、次女みーたんのタマネギチャレンジ。
特製オニオンリングとオニオン卵焼き弁当
ドーーーーーーーン!
ドドーンと、家族7人分。(1人分はすでに出勤済み)
「あー、もう一品作りたかったな・・・でもイイや、、、時間ないし・・・」
おそらくこの弁当パッションは、みーたんのウチに秘めた気持ちもあるかもしれないけれど
やはりいつもお付き合い下さる皆さんに、温かく身守って頂くことが基盤となっていることには間違いなくて。(いつもありがとうございます!)
「うーわっ!時間ないっ!着替えてきますっ!あとよろしくお願いします!」
___オッケー!片付けとくーーー!あ、朝食用意してるぞーーー!
慌ただしい朝が、今となっては、とても懐かしく愛おしい。
作ることに意義がある。
続けることに意味がある。
大変よくできました。
全ての食材に感謝。
そしていつも温かく見届けて下さる皆様に感謝。